日本薬剤師研修センター理事長 内山充先生
今、私どもの研修センターで登録してある研修の単位を取った方で、一定の単位に達した方には認定薬剤師証をお渡しております。
認定証をとる必要があるかないかということにもそれぞれの方々のお考えがあると思いますが先ほど申し上げましたように医療の上で信頼を勝ち得る、それから信頼を基盤として自分の仕事の能率をあげる、あるいは効果をあげるということをお考えの場合には研修を行い常に新しいことを身に付けているという証拠として是非認定証を取っていただきたいと思います。
薬剤師の方々の研修動向を見ますと、卒後比較的短い25、6歳〜30歳を少し出た方々の認定証の取得率がかなり低いようにみえます。
仕事が始まったばかりで非常に忙しいとか、あるいはどうやっていいかわからないというようなことがあるかもしれませんが、若いうちにこの生涯学習を習慣づけておくということは非常に大事なことです。
私は大学の先生方に、薬学生には卒業までに研修を続ける習慣をしっかりと身に付けさせておいて欲しいとお願いをしております。皆さん方、特に若い方はその習慣を早く身に付けるようにしてください。
普段の絶えまない継続した向上がなければ薬剤師の仕事には実は明日はないということを真剣に考えておいていただきたいと思います。
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